greeとmixi - sleepyhead

簡単に、それぞれの比較を。
【はじめた理由・目的】
共通するのは「身近な人とコミュニケーションを取りやすいツール」としての可能性。friendsterすげー。SNSは当時まだ日本にはないコンセプトでもあり、友人同士のコミュニケーションツールとして現存しているメッセンジャーやメールと同等のツールになる可能性があると感じたというとこ。出会い系サイトを作りたかったわけではない。mixiは微妙なとこあるけど。。
greeは、忙しくて友人との時間がなかなか取れなかった田中さんの「会えない友達とつながる仕組みを作りたい」という思いから生まれていて、個人的、趣味的。
mixiは、イーマーキュリーが手がけている求人情報サイト「Find Job !」で求職者（ユーザー）を集めることが大変という問題意識があり、今後さらに成長していくにはトラフィックの多いサイト、もしくは多くのユーザーを獲得できるサイトを自社で運営する必要があると認識していた。そこで、米国のFriendsterをはじめとしたソーシャルネットワークサービスについての調査を行なったところ、ユーザー数が増加しているサイトが非常に多いということがわかったためという感じで、greeよりビジネス的側面が強い。

【運営】
greeは「個人（作業は終業後や休みの日などに行う。サーバ費用などはすべて自己負担。→株式会社設立。）」、mixiは「会社（ミスったら自分で負担するつもりだったらしいけど）」。その違いが細部の作りこみの差になったと考えられる。どちらも基本的には同じ機能だが、mixiのほうが丁寧な作りで使いやすい（greeもリニューアルして良くなってきたけど）。

【Traffic】
gree
落ちたけど、今は横ばい
mixi
伸びてる
※2004年11月8日、1日あたりのPV が1,000万 PV を突破。

【サイトについて】

greeは能動的ユーザやギーク向け→受動的ユーザでも楽しめるという方向へ。mixiのほうが能動的ユーザも受動的ユーザも楽しめる要素が元々多い。初心者もとっつきやすい。ような気がする。上記同様greeは色々と手が回らなかったから？
greeよりmixiのほうがユーザ同士のコミュニケーションやページの行き来を促進する仕組みが充実している。
mixiは日記が書ける（greeも最近始めた）。トップでマイミク（という表現嫌い…）の最新日記が紹介されるし、自分では書かないユーザでもマイミクの日記を読む＆コメントする楽しみがある。
プロフィールページ（他人から見た自分のトップ）における友達の紹介文を見ると、greeは自分→友達。mixiは友達→自分。つまり、greeでは「自分は友達をこういう風に紹介（評価？）する人間ですよ」、mixiでは「自分は友達からこういう風に紹介（評価？）されてる人間ですよ」が重視されている。
同じくプロフィールページ（他人から見た自分のトップ）における友達の表示を見ると、greeはベタバリでトップに9人しか表示されない。あとは階層が下がるため友達の友達を見るためには階層を下がっていく必要がある。mixiはローテ。アトランダムに表示されるため、多くの友達の友達が自然と目に入りやすい。
greeは「友達のオンライン状況（だっけ？リニューアルして『オンライン履歴』」で「いつ（24時間以内）、誰が『gree』にアクセスしたか」が分かる。mixiは「足あと」で「いつ、誰が『自分のページ』にアクセスしたか」が分かる。
mixiにはmiklyがある。ユーザー同士のコミュニケーションが重視されるSNSで運営者側からのコミュニケーションであるmiklyがうまく機能しているのかどうかは謎。。
greeは大きくリニューアルして、いろいろ変わったっぽい。

【収益源】
gree
現状は広告

mixi
現状は広告

【その他（偏見アリ）】
gree

良くも悪くも社交的な気がする。
- SFCの名簿（学閥…）。グループ。誉め殺し文化。
実名多い。
かわいくない（潔くて好きだけど）。

mixi

良くも悪くもちゃらい気がする。
- 出会い系・・。
匿名性高め。
アングラな会話が繰り広げられる。
女の子ウケがいい（デザインも）。

参考
http://www.itmedia.co.jp/news/articles/0407/30/news006.html
http://bb.watch.impress.co.jp/cda/special/7774.html
http://bb.watch.impress.co.jp/column/socialn/
ほか色々