受験生をターゲット

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20050110-00000012-yom-bus_all

入学試験シーズンを前に、受験生をターゲットにした飲食品の発売が相次いでいる。
 15、16両日に行われる大学入試センター試験には、ピーク時の60万人からやや減ったが、約57万人の受験生が志願している。
 中学や高校の入試を受ける人、資格試験挑戦者などを含めれば「受験関連市場」の規模は決して小さくない。各社とも新しい顧客層を掘り起こそうと、知恵を絞っている。

「受験」というシチュエーションをマーケティング
確かにその商品を購入して、合格した受験生のブランドに対するロイヤリティは高まると予想されるが、落ちた受験生はその商品買わなくなるのでは?
平成16年上智大学法学部法律学科一般入試の競争率は6.1倍(志願者数3415人・受験者数3241人・合格者数528人)。
「買って受かった人」よりも「買ったのに落ちた人」のほうが圧倒的に大きな数字。
不合格者も他の大学に無事合格しているとしても、もし第一希望だった場合とかには「なにがキットカットで『きっと勝つ』だ、ボケ!二度と買わねえ!」と思うはず。
いっそのこと、縁起の悪い商品をぶつけたほうが後々のためだったりして。
受かった場合「この商品、縁起悪いって言われてるけど、おれにとっては縁起いいな♪」となって、その受験生は優良顧客となる。
落ちた場合「やっぱりか…。」となるだけで、それまでと別に変わらない。

もちろん、受かるも落ちるも本人の努力と親のおかげです。